衆院選後の今週は狭いレンジ内での動きではありましたが、株の上昇に支えられ、予想されていたようなポジション調整(円売りポジションの解消→円高)もなく、相場つきが変わってきたのではないかという声も多く聞かれるようになりました。
とはいうものの、
クリスマス休暇前の取引参加者が少ないマーケットにおける動きですので、「変わりました!」と言い切ってしまうのはまだ早計であり、まだ難しい状況です。
しかしながら、いくつか材料が「円安トレンドへの転換」の可能性を示唆しております。
(まわりくどくてすいません)
一つは前回の投稿でコメントしました「日米2年金利の差」が広がり始めたことです。
いまのところはレンジ内ではありますが、米国2年金利が上昇し始め、金利差が拡大し始めました。
日本の金利が下がっている一方、米国はFRBによる追加量的緩和が見込まれているにもかかわらず、景気の本格回復を織り込む形で2年金利は上昇を始めております。
ここがさらに拡大してくると、ドル買いの動きが加速される可能性がございます。
この感応度は市場環境によって変わってきますので、「何%まで開いたときがシグナルです」的な言い方は難しいですが・・・。
もう一つは、いくつかの抵抗線を抜けて為替の水準として意識されている85円が近接していることです。2010年以降、何回か円安に戻った際に抜けらなかった抵抗線ですので、ここ(85円)をしっかりと抜けてくると、トレンドが変わってきたなという安心感を伴って、もう一段円安にということになりやすいです。
とはいうものの、日銀政策決定会合で何を言ってくるのか、財政の崖の議論の行方はどうなのかなど材料が多くあるため、現在は利益確定をこなしながらのポジション調整が行われているといった格好です。
財政の崖がこのままポジティブなムードで進めば85円ブレークの円安もあり得ますし、
一転してネガティブな報道がされれていったんポジション調整(下値のめどは81円~81.50円)はまだまだあり得ます。
で、結論はどっちなんだ?
という疑問に対しましては、まだ断定的にはいえません。
しかしながら、相場が変わったかもしれないというムードが醸成されておりますので、
80円を割れるような円高の展開はかなり考えにくくなりました。
上がる(円安)か上がらないかはまだわからないですが、下(円高)はないでしょう。
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